Raspberry pi 4のセットアップ2(初期設定)

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2020年1月2日のこと。

Liteだといろいろなものが入っていないので、”pi”でログインして設定、インストールを進めます。

環境によってはいきなり文字化けします。(プロンプトで”pleasetellmeerro”等適当な文字列を打って、エラーメッセージが文字化けしないかで確認できる。)この場合、PCからログインできるまでは日本語はあきらめ、英語を使う設定をします 。(回避方法がわかればそのうち追記します)
PCからログインして作業するので、sshをインストールして有効化します 。(raspberry pi 単体で使う場合は無効のままのほうがセキュリティ上より安全)

$ export LANG=C  # ←文字化けする場合
$ sudo apt install ssh # ←sshのインストール
$ sudo raspi-config # ← raspberry pi の初期設定ツール?

aptによるインストールの際、インストールを進めてよいか問われるので、”y”を押してインストールを進めます。raspi-configは以下を設定します。

  • “2 Network Options”から “N1 Hostname”を選択して変更(入力画面前に、RFCに則り、大文字小文字区別なしのアルファベットと数字、2文字目以降はハイフンが使える旨のメッセージ)
  • (raspberry pi 単体で使う場合は不要) “5 Interfacing Options”から “P2 SSH”を選択して、SSHサーバを有効化するか問われるので”Yes”(または「はい」)で有効化します。
  • 再起動(reboot)をするか確認を求められるので再起動を選択(ホスト名を変更したせい?)

(raspberry pi 単体で使う場合は不要)ほかのPCなどからsshでログインできるか確認します。

  • ”ifconfig”コマンドを入力して、raspberry pi のネットワーク内での(ルータが配布している)ipアドレスを調べておきます。(大抵は192.168.x.x。稀に10.x.x.xや172.x.x.x、いずれも4つ目の数字が1のアドレスはルータなので、それ以外のアドレス)
  • ネットワーク内の別の端末からssh でログインできるか確認する 。 下の2つのうち、 後者がおすすめ。 文字コードの設定やX転送を有効化できます。( 両方併用しています。Xmingを使ったX転送についてはまたの機会に)
    • $ ssh pi@192.168.x.x # ← 他のlinuxやwindowsのpower shellで)
    • windowsにteratermやputtyをインストールしてipアドレス等を設定、ログイン

以降、私はほかのPCからsshでログインして作業しています。

“pi”アカウントは、raspberry pi であれば通常使えるアカウントだと一般に知られているため、有効にしておくとセキュリティ上のリスクとなります。 通常使うユーザを追加して、sudo(管理者として実行)ができるようにしておきます。

$ sudo adduser username  # ユーザの追加
$ sudo usermod -G sudo username # 新規ユーザがsudo可能に

adduserでは部屋番号等聞かれますが、事務所内での複数ユーザ利用を想定しているので個人利用なら適当に…

実際にユーザが追加されて、そのユーザでログインしてsudoでコマンドが実行できる (私の環境では実行の都度パスワードを聞かれます) ことを確認してから、ユーザ”pi”のアカウントを凍結(ロック)します。

$ sudo passwd -l pi  # ← "l"は"Lock"の"L"(小文字)

事後にメモを転記しているので、ここに書いてあるだけの作業ではうまく動かない点もあるかもしれません。

参考にされてうまくいかなかった方には申し訳ないですが、その際は他の方のページも参考にしてみてください。

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