VPSへの引っ越し その2

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Debianに替えてUbuntu環境に引っ越してみたが、いろいろとうまくいかず、pythonでgdalを使えるところまで行けなかったので再度CentOSでやり直すことにした。ちなみにサポート対象はCentOS 6のみとなっているが、サポート対象外のCentOS 7を利用する。

とりあえず一度作ってしまったインスタンス(仮想マシン)を破棄するところから。

  • webArena VPS cloud のサーバー管理用コンパネにログイン。
  • インスタンスを選択して「破棄」を選択ししばらく待つ。
  • 状態がshutdown を経てterminatedになる。ページの中にはこのようにある「削除されたインスタンスの状態はterminatedとなります。 terminatedとなっているインスタンスは一定時間後に一覧から消去されます。」

今度はCent OSのマシンイメージからインスタンスを作る。

  • (あらかじめセキュリティグループの作成、キーペアの作成とプライベートキーのダウンロードが終わっているものとして進めます)
  • マシンイメージの一覧から CentOS7.4を選択し「インスタンスを起動」を選択。
  • セキュリティグループとキーペアを選択して「起動」を選択。
  • しばらくするとインスタンス画面で状態が「running」になる。
  • 以降、ダウンロードしたプライベートキーでrootとしてアクセスできるようになる。(ubuntuのイメージのほうがrootでのログインを前提としてなくてよかったのかも…)
  • 初回ログイン(SSH)のためにSSH公開鍵認証を行う必要があるが、そもそも公開鍵認証の設定をやったことがなかった。(しかも、普通はクライアントで公開鍵と秘密鍵を作って秘密鍵をサーバに置くのだが、いきなり秘密鍵だけ渡されて全然理解が追い付かない…)
  • Ubuntuではrootというユーザでなくてubuntuというユーザで諸々の作業を始めることになっている(ここのVPS独自?)が、初期のページに表示されるスタートアップマニュアルにubuntuのことが全然書いてない(CentOS以外サポートなしとは書いてはあるけど…)
  • スタートアップ以外のマニュアルがどこに載っているかわかりにくい…

以下、root以外のユーザでログインできるようにするまでの初期設定。ダウンロードしたプライベートキーでrootとしてログインしてから作業。(コンパネからコンソールを開いてやってしまってもいいが、この場合ルートのパスワードとして初期サーバ名を入力する必要がある。セキュリティレベルが低い…)

# adduser <username> # 通常時に利用するユーザの追加(<username>が通常利用するユーザ名)

# visudo # vi /etc/sudoers と同じことみたい?

(/etc/sudoerで”%wheel ALL=(ALL) ALL”の行がコメントアウトされていればコメントを外す)

(以下を参考にさせてもらいました https://qiita.com/Esfahan/items/a159753d156d23baf180 )

# usermod -aG wheel <username> # 通常利用するユーザをsudo可能に

# su <username> # 以下、sshログインが可能なように <username>として パブリックキーを配置する

$ mkdir ~/.ssh

$ chmod 700 ~/.ssh

$ vi ~/.ssh/authorized_keys

(ログインしようとする環境で準備したパブリックキーの内容を書き込む)


通常ユーザ<username>でログインした後、必要なソフトウェアの準備。パッケージ管理にaptではなくyumが使われててよくわからないので非debian系は敬遠していたが、コマンド名を置き換えればだいたい事足りるようだ。

$ sudo yum update

間違えた。yum updateはapt updateではなくapt upgradeに近いようだ。yum upgardeと違ってobsoleteなソフトウェアを勝手に代替のものに置き換えないらしい。インストールした個々のソフトは別にまとめる。とりあえずaptとyumのコマンドの対応について、私のイメージで表にしてみた。間違っているかもしれない。

aptyum備考
apt update存在しない?
apt upgradeyum update
yum upgrade
apt upgradeはobsoleteなソフトを削除しない
yum updateにより近い?(確信無し)
apt dist-upgradeディストリビューションの(メイン?)バージョンごと
アップデートする。
apt removeyum erase
apt showyum info

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